〇〇〇を見るとあなたを思い出す! 〇〇〇とは…


いつもお世話になっているS方さんのお母様(90歳代)のお肌のお悩みに対応させていただいたのは、まだ春になるちょっと前のことでした。

場所は、リハビリパンツをご使用になられてる内側の皮膚。そうです。おしりの皮膚でした。

サイズの合わない、紙製のパンツは、動く度にズレて、柔らかい皮膚に摩擦を起こします。そして、必要もないのに、尿取パットとの併用をすると時間と経費がカサムだけではなく、高温多湿な環境を作ります。

お金をかけて、皮膚にワルサをするようなものです。

紙パンツのサイズを合わせて、一枚使いにするか、尿取パッドと綿のパンツにするかの使い方の提案を、しました。

紙パンツのサイズは、多くの人がS M L LLくらいしかないと思っていますが、細かいサイズ展開を、しているメーカーもあります。

それから、皮膚を弱酸性にして、バリア機能も整えるご指導をさせてもらいました。

痒くて、手を入れて搔きむしるという辛い状況から完治されたそうです。

お世話をする時に、「毎朝、綺麗になった母の尻を見るたびに、あなたを思い出し感謝してる」

と言っていただきました。

ちょっと笑えるけど、うれしいものです。

鼻炎による眼と鼻周囲の動きの分析


【キネステティク・クラシック・ネオの分析に基づいて書いているので、キネステティク・クラシック・ネオを体験したことのない人には、読解不可能な文書になっているかと思います。悪しからず、ご了承ください】

昨日はサポーターレベルでしたが、欠席者が出て、びっくりプライベートサポーターレベルになりました。

参加してくださった方は、現在アレルギーによる鼻炎で、鼻と目の周囲が腫れていて、動きづらい

せっかくだから、キネステティク・クラシック・ネオで分析しようとしてみました。

どの体位の時にも不快感はあるから、体位は置いておくことにして分析を始めました。

・感覚システム: 今、視覚と嗅覚と聴覚に影響が出ている。味覚にも。

・マスとツナギ: 頭のマスのA面に不快感集中、そして、その深い部分を腕のマスの一部で押してる

・押し/引き: 鼻汁が落ちないために、吸うと引いてる、前述の頭と腕のマスの押しの関係

重さはどこに集まっているか…

体験しながら、分析してみると、自分が今対処しようとしてやっている動きが、鼻炎の不快感をさらに不快にしている可能性に気づいたのです。

そうすると、少し、オリエンテーションを変えていこうということになりました。

時間がなくなったので

つづく…

写真は先月中旬の名護の桜とメジロかな…

灯台下暗し…と言われた私について…


とても普段からお世話になっている方が、在宅介護でお悩みで、「誰か、おばあちゃんのオムツの中の皮膚トラブルのケアに相談にのってくれる人を知らないか?」

知ってる! それは、私。

看護師一年生の時、褥瘡ケアの研修会に行き、看護学校で習い、実習でもセッセとやって、その時も必死にやっていた褥瘡ケアが間違っていた…そして、先輩から習ったストーマケアが間違っていた、その事実にショックを受けた。

職場で先輩たちや、ドクターたちに話しても、「今まで、こうやってきた!」と取り上げてもくれないことにさらに驚いた。

そして、この業界は変化を嫌うのだと気づいた。

でも、当時、看護学校で毎日のように唱えさせられたナイチンゲール誓詞では

「われは全て毒あるもの、害あるものを絶ち、悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし」と言ってるのに、

なんで?と思ったのです。間違ったケアなんかしたくてナースになったんじゃない!

そして、現在、看護協会が認定看護師制度のひとつとしている皮膚排泄ケア認定看護師の前身であるE.T.(エンテロストーマル・セラピスト)の学習をするために、アメリカで語学留学を経て、資格取得の旅に出ました。

日本のような国の医療保険制度のない、あの国では、一人一人の自己責任で、根拠のある民間療法やさまざまな工夫をされていました。

日本では半年から一年かけて実習する症例数を二ヶ月でこなすという短期集中コースで、レポートを書くときに言葉で表現できない微妙なニュアンスは絵で色鉛筆で表現してごまかしました。

ご飯を食べる時間がもったいないから、経管栄養の缶をスーパーで買いだめして、過ごした日々。

勉強して帰ってきても、私の個性は組織では邪魔ものの規格部外品。そして、クビとコシのヘルニアでフルタイムの仕事は不可能になり、その都度契約によって働くスタイルを何年か過ごしました。

でも、さあさんのおかげでキネステティクを知り、自分の生活で実践できたので、後にダブルワークでもできるカラダになり、今に至っています。

だから、キネステティクは、15、6年の歴史だけど、皮膚・排泄に関連することについてだって基本的なこと、特に高齢者のケアに関することは私の得意とするところです。

で、灯台下暗しと言われながら、オムツの中のスキンケアとオムツの使い方の工夫を指導させていただき、ついでに分厚くて切れない、しかも巻いてて引っかかって困ってる、という爪もケアさせてもらって帰ってきました。

沖縄の人たちは、私を知ってる人が多く、よく利用してもらってるけど、

広島の人にはあまり知ってもらえてないんだな…と思って帰ってきました。

やはり、もうどっか別の地へ移住するか…

真剣に考えてしまいます。

写真は引っかからなくなり、使いやすくなって喜んでもらえた爪の様子。一回で望む形にデザインすることはできなかったので、また、伺います。

誤解が解ける連載 6回


医学書院の看護教育に連載中の

「キネステティク・クラシック・ネオ』では、簡単なイラストでの説明が入っています。そして、キネステティクをテクニックとしてではなく、道具として使っている例を示しています。

連載第一回には書きましたが、最初は多くの方が、キネステティクを誤解しました。私も誤解してしまっていました。

誤解したままでは、もったいない。だから6回の連載では、実際にキネステティク・クラシック・ネオを本来の言語化のツールとして使っている方をゲストに構成しました。

第2回は名桜大学の伊波さん、第3回は伊波さんの元ゼミ生…と続きます。

伊波さんは、学生の思考能力を引き出すためにキネステティク・クラシック・ネオを使った事例を出してくれました。

それを図解付きで解説しましので、今回は伊波さんと前回コラムで安楽を定義してくれたさあさんの引用と私のチームワークの合作のようなものです。

学生の不安を学習に変えてしまう、伊波さんの看護教員としての視点を参考にすれば、いろいろな場面で役立てることができます。

先日、連載第1回を読んでくださった、久しぶりに連絡してくださった方が、キネステティク・クラシック・ネオのパーソナルを受講してみたいので、広島に行きたいと連絡をくださいました。

NKA(日本キネステティク普及協会)のホームページに提示したLINEからの連絡でした。

連載のおかげで、今までとは違う流れが起きてるようで、うれしかったです。

久しぶりに広島でも3日連続のスケジュールを計画してみようかと考えています。春だな…。

動きの言語化の楽しさを体験してもらいましょう。

千里の道の第一歩を踏み出そう!知識は不安を解消する!


今日は雪国で、気分一新。

久しぶりの排泄関連のスキンケアの実践勉強会でした。(お風呂と脱衣場が会場)

ストーマケアに不安を持つ娘さんと、ご縁が繋がり出動でした。

新しい体験をするのは不安。それが病に関することならなおさら不安。でも、知識があれば解決される不安は知識で解決。

どこで勉強してきたの?

いつ?

アメリカ…そのストーマケアの発祥の地でした。患者さんご本人のノーマさんが、まだ確率してないその道のケアを主治医のターンバル先生と始められました。それが、世界中に広まったのです。千里の道の第一歩を踏み出したのはノーマさん。私は幸運にも彼女の講義を受ける事ができた最後の頃の日本人。

それは、もう、気づけば23年くらいも前になる。

最新型の製品情報にはもう、ついていけません。でも、大切な核心がわかってるから、戸惑うことはない。

身軽な旅芸人は、古い芸を、披露しながら、その知識が必要なその方に届けてきました。

そして、その方の不安は少し解消。

でも、毎日が新しい体験だから、戸惑うこともあるでしょう。でも、体験したことは知識になるから強いんです。

ひとりぼっちじゃない、ちゃんと、専門家を見つけてきて一緒に解決に進んでくれる人が、その人の近くに居てくれてよかった。

あーー

よかった。

東北かと疑われたけど、

ここも広島でした。

連載中の看護教育2月号 到着!


連載第2回目の看護教育が手元に届きました。

キネステティク・クラシック・ネオ 言語化のツールが可能にすることで

今回は『学生の感性を引き出し伸ばす、

教育的関わりについて』を紹介していたます。

沖縄のファシリテーター・ネオ仲間の名桜大学 看護学科准教授 伊波弘幸氏にも一例を紹介していただきました。

是非、お読みください。

旅芸人は高速バスで、芸を披露しに向かっています。今日はどんなステージが待っているか…

お楽しみ、お楽しみ。

幸せを邪魔する権利


フェイスブックにも書いたのですが、

こちらにも書いておきます。

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幸せを邪魔できる権利

入院中、足の爪が伸びて困っている人がいました。その足の爪は、分厚くなって変形して、ちょっと難しい爪で、自分で切ることができませんでした。靴下を破り、靴が履けなくなるほどでした。看護師さんや介護福祉士さんはきっと助けてくれると思い、でも気兼ねしながら相談してみました。

でも、誰もその難しい爪を助けてくれる人はいませんでした。その爪の安全と安楽は、放置されました。

ご本人と娘さんが必死で伝手をたどり、やっとのことで、その爪を助けてくれる人が見つかりました。うれしくて、その事を話してしまいました。

やっと爪が綺麗にできる!やっと引っかからなくなる!やっと楽に靴がはける!やっと安心してリハビリできる!

でも、病院関係者は入院中だから、退院するまでは病院関係者以外には触らせてはならないと許可を出しませんでした。

誰の爪でしょうか?爪の知識を持った人にケアしてもらう事と、そんなトラブルの爪を放置しておく事、

どちらが安全なのでしょう?

今すぐ、快適になれるチャンスがあるのに

どうして私の幸せは邪魔されるんでしょう?

入院したら、私の幸せになる権利は、病院にとられてしまうんですか?

それなら、最初に説明と同意書に書いてもらいたかった。それなら入院しなかった。

…とその人は涙ながらに話されました。

どうぞ、早く退院してきてください。

退院したらきれいに、楽にして、もっと効果的なリハビリやって、幸せを取り戻しましょう!

そんな残念な物語が

そこにありました。

自分にその難しい爪を切る能力がないなら、身につければいい。

身につける時間がないなら、専門家を依頼するか、本人に依頼してもらえばいい。

そんなシンプルな行動が取れない

悲しい現実…

接触圧をあちこちへ 木曽馬のさくらちゃん


接触圧をあちこちへ 木曽馬のさくらちゃん

御殿場の時之栖に住んでる

木曽馬のさくらちゃん

さくらちゃんは生まれつき後ろ足に障がいがあり、立ち上がることができなかったそうです。母馬が離れてしまって、殺処分になる予定だったんだそうです。

そこに、半年前に自分の子供を死産したゆいちゃんが寄り添い、母乳もでるようになって、見守ってきたそうです。

ゆいちゃんが、御殿場の時之栖に行くことになり、馬主さんからさくらちゃんも一緒にと言われて、さくらちゃんも、ゆいちゃんも時之栖で暮らしています。

時之栖に来たばかりのときは、立っているのがつらくて、横になっていることが多かったさくらちゃんも、爪の手入れの工夫でバランスよく立つことがじょうずになったそうです。

動くために爪は大切

そして、寝ている姿を拝見しました。

壁にもたれて、壁に重さを移したり、

尻尾を動かして重さを頭方向(キネステティクの屈曲)や尻尾方向に移動したり(キネステティクの伸展)で、小さい体位変換のセルフケアしながら休んでいました。

固めの草のベッド

頼もしい

私たちも見習おう。

うまく学べない人の特徴


  1. キネステティク・クラシック(特にネオ)を学ぶにあたって、うまく学べない人の特徴について話題にしたいと思います。 キネステティク・クラシックは最初にパーソナルレベルというセルフケアを学ぶレベル からはじまります。 動きを体験して、それを言語化するという学び方をします。 セルフケアを学ぶということから、パーソナルレベルは、アスリートの方やアーティストの方、事務仕事をされてる方、教育に携わってる方、健康に関心の高い方、それから、人の介助に携わる方とさまざまです。 自分のカラダの動きを体験して、キネステティクの概念の意味を体験から理解していくので、メモを取るより、じっくりと「今、ここで」この瞬間に体験してることに注意を向けることが必要です。 体験するときには、ファシリテーターネオは、ノートを置いてください、と声をかけて、自分のカラダに注意を向けるように環境を整えるのです。学べない人はこの時、以下のような反応をします。

またしても、ノートをつかみ、カラダの体験を促す言葉をメモしはじめます。メモは体験ではありませんから、その人は体験ができません。そして、ノートは、私の話してる内容からワンテンポ過去のことを書いてることになります。

なぜ、そのようか行動をとるのでしょうかと聞いてみると、「帰ってから、伝達講習をしなくてはならない」とか、「自分のやってる〇〇の生徒さんに教えたい」と言われることが多いのです。 せっかく、体験にきたその時間に体験しないのはとてももったいない時間を体験することになります。 「今、どのように感じていますか?」と尋ねても、考えてたり、ノートにだけ集中しているので感覚は使っていません。だから、答えられません。 そして、一見差し障りのなさそうな、意味のない言葉を並べてその場をどうにか、収めようとするのです。 「何にもよくわからなかった」という体験になるか、「まだ、しっかりと言語化できるまではできないけど、これは深い学習だから、もっと学ぼう」になるか 分かれ道を選ぶのは自分次第。 体験しないで、メモばかりする方には、その方のために修了証は出せないかもしれない…と考えているところです。 大きく遅刻してくる人も、必要単位を満たせないし、体験が足りないので、同じ。 心と時間に余裕を持って、ご準備ください。 自分で自分の感覚を研ぎすませれば、それまで気づかなかったいろんなことが見えてきます。自分の足りないところが明らかになります。 人のお世話をするときも、セルフケアが不足しているところをお世話するのですから、自分で自分のセルフケアは体験により得た知識をおぎなうこと。 気づいて、楽しく学んでみましょう。 ご一緒に。 写真は沖縄でのファシリテーターレベル時のものです。 いい学習をする人たちです。

パーソナルレベルを学ぶ醍醐味


体験した人にしかわからない

キネステティク・クラシックのパーソナルレベル(特にネオ版)を学ぶ醍醐味。

自分がより身近になること。

自分自身がなぜ、こんなに疲れるのか、

なんでよく故障してしまうか…

わからないとミステリだけど、

キネステティク・クラシックのパーソナルレベル(特にネオ)でじっくり自分の日常でやっている動きと言語化を体験して、その言葉の意味がわかると、自分を理解することにつながります。

2018年1月13日から、広島では月一パーソナルを開催してますが、

参加されたFさんやKさんやY子さんからは、そんな気づきが溢れてきました。

「年末年始で腰が痛くなったけど、重ね着してたから、マスの動きがブロックされてたかも…だから胸腰椎移行部に負担がかかっていたかも…

保温のための重ね着も、動きを感じられるものにしてみよう。

でも、前回のパーソナルレベルを、受講した時に、不具合が起きた時に自分で環境を整えることを学習したので、痛みは少しずつセルフケアで改善できたんです。」

ほー、すごい。

パーソナルレベルは、セルフケアを学習することなのです。しかも、なるべく安楽になるように試行錯誤をしながら分析しながら、自分に気づいていくのです。

今まで、よくわからなかった不思議レベルが明確になる、自分の謎がわかるってどれだけ楽しいか体験した人にしかわからない。

今回は2回目の受講の方が2名、3回以上の受講の方が1名。ただ、何回も繰り返し受講すればいいというものでなくて、丁寧に体験を重ねることが大事です。今回3回以上、丁寧な体験をしてくださってる方が、気づきをシェアしてくれて、それが、みんなの気づきの能力をまた、レベルアップしてくれてました。

有難い受講生だ!と思ったら、ファシリテーターでした。

ファシリテーターは学習のリーダー。自分自身が学び続ける人だという手本を見せてくれました。まだ、メジャーデビューはされていませんが、デビューの折には、受講料を払って私が1番に受けたいです。

この醍醐味を味わうために…

というわけで、今回も楽しいパーソナルレベルが展開されそうです。

プロフィール

中本 里美

株式会社CARE PROGRESS JAPAN代表取締役
一般社団法人 日本キネステティク普及協会 代表理事

  • 2008年11月に株式会社CARE PROGRESS JAPANを設立。
  • 2014年9月一般社団法人日本キネステティク普及協会設立 設立時代表理事就任
  • 2015年4月から、日本ならではの生活場面・生活様式、日本人ならではの体型に沿ったケア方法を探究、独自のメソッドの展開をはじめて現在に至る。

☆☆

  • 看護師。ET/WOCナース。
  • (後に日本看護協会がはじめた 皮膚排泄ケア認定看護師の前身)の研修をアメリカで受けて帰国。
  • 看護師に復職後、腰痛・頸部痛などのトラブルのため、戦線離脱した時期もあったが、高齢者のスキンケアや排泄ケアに興味を持ち、その活動をしているときにキネステティクと出会う。
  • 修士(健康福祉学)、
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