いつもお世話になっているS方さんのお母様(90歳代)のお肌のお悩みに対応させていただいたのは、まだ春になるちょっと前のことでした。
場所は、リハビリパンツをご使用になられてる内側の皮膚。そうです。おしりの皮膚でした。
サイズの合わない、紙製のパンツは、動く度にズレて、柔らかい皮膚に摩擦を起こします。そして、必要もないのに、尿取パットとの併用をすると時間と経費がカサムだけではなく、高温多湿な環境を作ります。
お金をかけて、皮膚にワルサをするようなものです。
紙パンツのサイズを合わせて、一枚使いにするか、尿取パッドと綿のパンツにするかの使い方の提案を、しました。
紙パンツのサイズは、多くの人がS M L LLくらいしかないと思っていますが、細かいサイズ展開を、しているメーカーもあります。
それから、皮膚を弱酸性にして、バリア機能も整えるご指導をさせてもらいました。
痒くて、手を入れて搔きむしるという辛い状況から完治されたそうです。
お世話をする時に、「毎朝、綺麗になった母の尻を見るたびに、あなたを思い出し感謝してる」
と言っていただきました。
ちょっと笑えるけど、うれしいものです。