環境が整うと楽に活動できる!


沖縄地方梅雨入りの前日、

脳性麻痺を自らの意志でやめた『ゆい』の

キネステティク・クラシックの『移動』と『環境調整』の学習をお手伝いしてきました。

大学の実習室でうまく、行えたことが、一人暮らしをしているお家だとうまくいかない、どうしてかを明らかにしたい。それがゆいの学びたいこと。
まずは、介助者に介助してもらい、車椅子からベッドに移動してみる

なぜ、うまくいかなかったか?

ベッドのやわらかさと滑る環境。

柔らかいと押せない、踏めない。

重力にあんまり助けてもらえない!
このマットの柔さは何のため?
このすべる防水シーツたち
ホントに必要?


旅芸人の中本でも、このベッドの柔さでは

クビや腰に負担を感じる。

組織にかかる接触圧を感じる、ゆいのキネステティク感覚は健在。

だからマットレスを抜いて、背上げが効く薄い畳を入れてみたら…  

しっかり、押せた


重さは、手で押したところに移動して

少し軽くなった骨盤の重さは、足に移動した。

前よりも簡単に立つことが可能。

「ゆい、一人でやってる、すごおい!

生きてる感じ!」

何回、この言葉が出てきたことか…


足で踏むことも前よりも楽。

環境調整は大事、本当に大事なんです。

気づいたら、すぐに行動する、彼女の行動力と、周りのサポート力に頭が下がりました。

“環境が整うと楽に活動できる!” への2件のフィードバック

  1. 森川ふみえ より:

    ゆいさん、気づきが素晴らしいっ!「生きている」「大切にされている」って実感できて、ともに学べるキネステティク・クラシック、魅力的です。

    • nakamoto satomi nakamoto satomi より:

      ふみえさん、そうなんです。ゆいさんのフィードバックは、キネステティク感覚の使い方をさらに深めてくれます。
      キネステティク・クラシックも学習に優れた道具です。ゆっくり、これからもよろしくお願いします。

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プロフィール

中本 里美

株式会社CARE PROGRESS JAPAN代表取締役
一般社団法人 日本キネステティク普及協会 代表理事

  • 2008年11月に株式会社CARE PROGRESS JAPANを設立。
  • 2014年9月一般社団法人日本キネステティク普及協会設立 設立時代表理事就任
  • 2015年4月から、日本ならではの生活場面・生活様式、日本人ならではの体型に沿ったケア方法を探究、独自のメソッドの展開をはじめて現在に至る。

☆☆

  • 看護師。ET/WOCナース。
  • (後に日本看護協会がはじめた 皮膚排泄ケア認定看護師の前身)の研修をアメリカで受けて帰国。
  • 看護師に復職後、腰痛・頸部痛などのトラブルのため、戦線離脱した時期もあったが、高齢者のスキンケアや排泄ケアに興味を持ち、その活動をしているときにキネステティクと出会う。
  • 修士(健康福祉学)、
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