患者さんにとっては怖いことが放置されてる!看護能力が高くなったら、見ていられない!


キネステティク・クラシック・ネオを学習するニーナさん(沖縄県在住、看護師四年目)からの便りをシェアします。

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肺癌ターミナルの親族のおじいがどんどん柔らかいマットに変えられていきました。

まるで、バランスボールにのって筋トレさせられてるようなおじいを見てられなくなってしまいましたり

私はくどく体位についてアセスメントを記録に残して、普通マットに変えてやりました。

マットの屈曲と本人のカラダの位置の高さのあってない見せかけの起座位にも、気づけるって、能力なんだなって改めてキネステやってたお陰で、今家族としておじいに恩返し出来てるなってほんとにやっててよかった。

柔らかいマットで寝てるときは、レート(心拍)もずっと150台で辛そうだったけど、私が看て、体位を整える間は90100台で落ち着いてました。

そのケアにかける時間は他の看護師より多くて、居残りすることも多いけど、でも自信持って看護してるって思えました。

今回は身内のじいさんだから、思い切ってマット変えてやれたけど、これからは、他の患者にも出来るようにしていかなきゃなって本気で思いました。

今はできるケアがあれこれ思いつくのに出来ないのが辛い。

看護師としていたら早く帰りなさいと言われる。

家族としていたら、しなくていいのにって気ぃ使われる。

私の看護って気持ちだけでやってる独りよがりなのかな?って迷子になりそうになる。

でも、キネステティク・クラシック・ネオの考え方になる。

主役は誰か。

いま、ここでなにが起きているのか。

主役の求めてること、困ってることは何か。

私は何をどのように支援したいのか。

おじいはもう時間が限られてるから。限られた時間を少しでも、安楽に過ごしたいのだと思います。

だから、それが少しでも可能になるように、時間に追われることなくのびのびと使います。

見せかけの看護は私には出来ない。

真面目だわぁ(´ー∀ー`)笑

ニーナ

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できる能力が、あるのに、使ってはいけない?

標準でなくてはならないというマニュアル重視の現場のムードがあるのです。

でも、ゆらゆら揺れて戦い

もがき、でも解決策を見つけるチカラを持ってるニーナさん、

素晴らしいです。

キネステティク・クラシック・ネオという道具は、使い手によってとてもいい道具に発展します。

きっとニーナさんのケアにおじいは安らぎの時間を持てる。ニーナさんの実践の素晴らしさに、同僚も、上司も気づかなくても、ケアを受けた人には、違いがわかる。

だから、おじいはニーナを誇りに思っているでしょうね。

出る杭を打たない社会になるように。

ニーナさんの許可をいただいています。応援してくださる方は

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プロフィール

中本 里美

株式会社CARE PROGRESS JAPAN代表取締役
一般社団法人 日本キネステティク普及協会 代表理事

  • 2008年11月に株式会社CARE PROGRESS JAPANを設立。
  • 2014年9月一般社団法人日本キネステティク普及協会設立 設立時代表理事就任
  • 2015年4月から、日本ならではの生活場面・生活様式、日本人ならではの体型に沿ったケア方法を探究、独自のメソッドの展開をはじめて現在に至る。

☆☆

  • 看護師。ET/WOCナース。
  • (後に日本看護協会がはじめた 皮膚排泄ケア認定看護師の前身)の研修をアメリカで受けて帰国。
  • 看護師に復職後、腰痛・頸部痛などのトラブルのため、戦線離脱した時期もあったが、高齢者のスキンケアや排泄ケアに興味を持ち、その活動をしているときにキネステティクと出会う。
  • 修士(健康福祉学)、
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