うまく学べない人の特徴


  1. キネステティク・クラシック(特にネオ)を学ぶにあたって、うまく学べない人の特徴について話題にしたいと思います。 キネステティク・クラシックは最初にパーソナルレベルというセルフケアを学ぶレベル からはじまります。 動きを体験して、それを言語化するという学び方をします。 セルフケアを学ぶということから、パーソナルレベルは、アスリートの方やアーティストの方、事務仕事をされてる方、教育に携わってる方、健康に関心の高い方、それから、人の介助に携わる方とさまざまです。 自分のカラダの動きを体験して、キネステティクの概念の意味を体験から理解していくので、メモを取るより、じっくりと「今、ここで」この瞬間に体験してることに注意を向けることが必要です。 体験するときには、ファシリテーターネオは、ノートを置いてください、と声をかけて、自分のカラダに注意を向けるように環境を整えるのです。学べない人はこの時、以下のような反応をします。

またしても、ノートをつかみ、カラダの体験を促す言葉をメモしはじめます。メモは体験ではありませんから、その人は体験ができません。そして、ノートは、私の話してる内容からワンテンポ過去のことを書いてることになります。

なぜ、そのようか行動をとるのでしょうかと聞いてみると、「帰ってから、伝達講習をしなくてはならない」とか、「自分のやってる〇〇の生徒さんに教えたい」と言われることが多いのです。 せっかく、体験にきたその時間に体験しないのはとてももったいない時間を体験することになります。 「今、どのように感じていますか?」と尋ねても、考えてたり、ノートにだけ集中しているので感覚は使っていません。だから、答えられません。 そして、一見差し障りのなさそうな、意味のない言葉を並べてその場をどうにか、収めようとするのです。 「何にもよくわからなかった」という体験になるか、「まだ、しっかりと言語化できるまではできないけど、これは深い学習だから、もっと学ぼう」になるか 分かれ道を選ぶのは自分次第。 体験しないで、メモばかりする方には、その方のために修了証は出せないかもしれない…と考えているところです。 大きく遅刻してくる人も、必要単位を満たせないし、体験が足りないので、同じ。 心と時間に余裕を持って、ご準備ください。 自分で自分の感覚を研ぎすませれば、それまで気づかなかったいろんなことが見えてきます。自分の足りないところが明らかになります。 人のお世話をするときも、セルフケアが不足しているところをお世話するのですから、自分で自分のセルフケアは体験により得た知識をおぎなうこと。 気づいて、楽しく学んでみましょう。 ご一緒に。 写真は沖縄でのファシリテーターレベル時のものです。 いい学習をする人たちです。

まるで本人が動いているかのように…魂のケアまでする!


沖縄では、交通事故にあってしまったり、尻もちもついてびっくりするようなことがあると、魂(まぶい)が落っこちてしまうと信じられているそうです。

魂が落っこちてしまうと、ヌケガラみたいになったり、認知症のようになったりもするそうです。

そのため、キネステティク・クラシックの受講生さんたちは、よく、学習中に尻もちがテーマになったときは、まぶい汲みをします。

まるで、本人が動くかのように手伝って、お尻をあるべき場所に移動するのを手伝った後は

『まぶいぐみ』 

まぶやーまぶやーまぶやー!

最後まで丁寧に!

環境調整後、初めての体験だけど、90秒


環境をカスタマイズすると

活動は楽にできる。

車椅子から車への移動。座面の高さの問題を解決できるかもしれない。

一個580円の踏み台を二個購入して

まるで、脚が長くなったかのように、

骨盤の位置が調整でき、活動は楽になりましたよ。

初めての体験だったけど、要した時間は90秒

もっと工夫をする!とユイは言うので、

また、時間なのか、力なのか

動くときに使うモノが

変化していくことでしょう。

家族は、連れ歩くのが

億劫ではなくなるかもしれない。

『時は金なり』さあさんのfacebookの投稿引用


今回は、日本キネステティク普及協会の学術担当理事の澤口裕二氏(さあさん)のfacebookの投稿引用です。

時間とお金の使い方。

学校で学んだ褥瘡ケア間違ってた、そして先輩に学んだストーマケアも排泄ケアも間違ってた。

常識を疑うことを、自分で検証するチカラをみんな身につけてほしい。

それが介助者の姿では、ないのかな…

BGMは『ありあまる富』
ここから転載内容です。

===

金は時なり
金時豆ではありません。「金は時なり」です。巷で言われるのは、「時は金なり」です。時は金に変えられるから大切なんだというニュアンスです。時より金のほうが価値があるという前提があります。だから、「時を惜しめ。時間はおかねなんだから無駄にするな、暇な時間があったら、何かお金になることをしろ。」と言われます。
わたしは逆だと思います。「金は時なり」です。だから、「お金を使って自分の時間を手に入れなさい。自分の時間を手に入れるためにお金を使え。金を惜しむな、時を惜しめ」と言いたいのです。

私たちは自分たちの時間を売ってお金をもらいます。マルクスは労働者は労働を売っていると言いましたが、じつは売買されているのは「時間」です。労働者は一日8時間を売って給料をもらいます。労働は時間で測られるのです。
ものを買うときは逆が起こります。野菜を買うことは、農家がその野菜にかけた時間を買っています。消費者が自分自身で野菜を作ろうとしたら、ものすごい時間がかかります。ですから、消費者は自分の時間を勤め先の会社に売って、給料をもらい、その給料で農家の時間を買うのです。

お金を払うときには、その商品を自分で作るとしたらかかるであろう莫大な時間をお金で買っているのです。お金は、その莫大な時間にかわっています。だから、「金は時なり」です。私が給料や講演料として手に入れたお金は私自身の時間の変形です。わたしが商品の代金として払うのは、私自身がその商品を作るのにかかるであろう時間と入手にかかる時間の差に対してです。そのときの「お金」という物質や数字は、私自身の時間を使って、別の時間を手に入れるためのツールです。お金に真の価値があるのではなく、その売買で手に入れた「自分の時間」に価値があります。

このように考えると「自分の使える時間」を手に入れることはとても大切です。自分の時間を売って、それ以上の時間を手に入れる。これが人生です。人生とは、「自分の時間の経済学」です(今、思いついた)。
わたしは学習、教育というテーマが好きですから、ここで学習と教育と自分の時間の経済について考えます。といっても、結論は自明です。自分が教わりたいことには、きちんとお金を払いなさいということです。わたしは色んなところで講演をします。褒めてくれる人がいます。でも、続けてくれるひとはまれです。自分の時間を売って得た給料で参加したセミナーで聞いたことや学習したことをお金を払い学習を続けて、ある技能や考え方を手に入れれば、講義料、授業料として払った「自分の時間」よりはるかに多い「自分の時間」を手に入れられます。人間として発達して前に進む時間を入手できます。

でも、多くの人は気づきません。お金を貯めることが人生と思っている人がたくさんいます。自分のためにためるなら良いのですが、「子供のため」「将来のため」と言ってむやみにためます。どのくらいためたいのかを問うても、「多ければ多い方がいい」というだけです。そんな人は学習にお金を使いません。教育を受けることにさえ、払おうとしません。それでいて、いわゆる「先生」になってお金を貰おうとする人がいます。自分が「先生」としてお金を貰いたい人は、自分の学習、教育を受けることにお金を惜しんではならないと思います。自分は払わないのに、生徒に払わせようとする「先生」はおかしいでしょ。

というわけで、自分の学習にお金を惜しむのはいけません。自分の人生の時間を買うために自分の時間をほんのちょっとつかっただけなのです。

わたしは自分の学習にお金を惜しみませんでした。その結果、大変多くのことを学習しました。他の人がわたしと同じことをできるとは思いません。でも、「子供のため」とか「未来のため」と言わず、「自分の学習のため」にお金を使えることが自分の人生の時間の経済を発展させる鍵になることを知り、実践することも大切なことだと思います。

最近、自分の学習にお金を使わない人が多くなったと思います。病院の医師、看護師、PT,OTも例外ではないのです。というか、それらの人に顕著なのでした。

=====

以上、さあさんのfacebookより許可をいただき転載しました。

私の周りには、学習のためにお金を使って、幸せを実現する人が増えています。

通帳残高だけが成功者の評価基準なら、私は負け犬という評価でしょうが、そんなの私は採用しません。

価値は私の心が決めます。

いつもありがとうございます、さあさん、

みなさん

【あなた専用の教科書】づくりの時間


キネステティク・クラシックでは
キネステティクの言葉の意味を体験を通して知ります。
その体験がヒントになり、
自分の中に新たな可能性があることに気づいて、新しい挑戦をしてみたくなります。

例えば、自分の排泄の動き、バスタブへの出入り、人の介助をするときの自分のカラダの使い方。

そして、介助そのものも。
マニュアルをおぼえ、先輩を真似て、暗記するようにしてきた日常から、少し進化する瞬間なのです。
アイデアが溢れてくると、ノートに書き留めて、自分だけの教科書が出来てきます。
気づいたことや、こうやったらどうだろうか…ということを、共に学習する仲間と共有すると、また、アイデアが膨らみ、お互いの気づきが循環して、また、進化する。
マニュアルやパターンに支配されないで、

自分を大切にすることを学び、

他者も大切にできるコミュニケーションを学ぶことができます。
でも、この学習は

向かない人もいます。
それは、

どんな人か…は

つづく

介助者が能力をあげたときに起こること その2


【よろこびのフィードバックがある】

続いて石巻のくみさんからの別のメッセージのシェア

⭐️⭐️

こんばんは

以前、退院した患者さんがカテーテル検査のためにまた入院してきたんですが…
左麻痺があって、自宅に帰ると車椅子を使うことが多くなるということだったので。
重さを移動して、立ち上がる方法を退院前に一緒にやってみたんです。
それを覚えてくれていて、お家に帰ってすごく助かっていると教えてくれました‼︎

⭐️⭐️

患者さんは、くみさんとの学習が帰宅してから、本当に有り難かったんですね。

うれしさをくみさんに伝えてくれて、

くみさんが私に伝えてくれて、

私もたくさんの人に伝えたいと思います。

介助者の能力が上がった時に起きること


【楽しくなるよ】

私に届いた喜びのメッセージをシェアしたいと思います。送ってくださったのは

石巻在住のくみさん

⭐️⭐️

昨日、患者さんから嬉しいお言葉もらえました😆

『あらー、あなたきてくれたのねー。あなたに座るの手伝ってもらうのすごく軽くて楽なのよー』って言ってもらえました。

十数年働いてきましたが…いままでとはまた違う、看護が楽しい‼︎人と関わるのが楽しいって思えています
⭐️⭐️
介助を受ける方にとっては 介助者は環境です。

環境としての介助者の能力を上げると

毎日が変わります。

自分のケアが好きになる
くみさんは、キネステティク・クラシックのファシリテーターレベルを受講中です。
ファシリテートを受けるチャンスが、近づいています。

楽しみですね。

*写真は石巻で出会った電車です。

プロフィール

中本 里美

株式会社CARE PROGRESS JAPAN代表取締役
一般社団法人 日本キネステティク普及協会 代表理事

  • 2008年11月に株式会社CARE PROGRESS JAPANを設立。
  • 2014年9月一般社団法人日本キネステティク普及協会設立 設立時代表理事就任
  • 2015年4月から、日本ならではの生活場面・生活様式、日本人ならではの体型に沿ったケア方法を探究、独自のメソッドの展開をはじめて現在に至る。

☆☆

  • 看護師。ET/WOCナース。
  • (後に日本看護協会がはじめた 皮膚排泄ケア認定看護師の前身)の研修をアメリカで受けて帰国。
  • 看護師に復職後、腰痛・頸部痛などのトラブルのため、戦線離脱した時期もあったが、高齢者のスキンケアや排泄ケアに興味を持ち、その活動をしているときにキネステティクと出会う。
  • 修士(健康福祉学)、
  • facebook

    twitter