その「頑張って!」間違ってます。(新シリーズ 誤用だ!)


NHKでおなじみのチコちゃんのように、本当は「ボーッと生きてんじゃねーよ‼️」と言いたいところを少し控えめに主張します。

【誤用だ!①】

「はい!頑張ってお口開けてくださーい!」

〈よく使われる場面〉歯科医院での声かけ。様々な場所での口腔ケアの場面

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チカラを入れたら口はかえって開きつらくなります。あくびが出そうなくらい、チカラを抜いてみたらよく開きます。人のお世話をする方は気をつけましょう。

私に、その声掛けをすると、こう返します。

「どれくらい開けて欲しいんですか?そんなことも知らないで、この仕事してるんですか? 心配だなぁ…」キネ・

クラ・ネオで体験して学習できます。

【誤用だ!② ついでに歯科医ネタ】

治療に来た怖がりの子供に、「頑張れ」と言う言葉は適さないと思います。治療をするのは歯科医です。子供は痛みと恐怖で精一杯なのに、これ以上、何を頑張れというのでしょう…。

頑張れ!と言われたら、言われるほど筋肉は緊張して、恐怖感は強くなるのに。

「そんなことも研究しないで、この仕事してるんですか?心配だなぁ…」と思わずにはいられない

「先生があなたの虫歯退治をするので、応援してください。口を開けておいてくれたらいいからね!ただ、口を柔らかくあけておいてくれたらいいからね!」とか、たくさん、いいアイデアはありますよ!

その言葉の意味を考えましょう!

動きの言語化のツール、キネ・クラ・ネオで学習して、コミュニケーションを見直しましょう。

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ブーメランみたいな雲

知らずに投げかけた態度が、自分に返ってくるかもしれない…

利用者さんがモデル歩きをしている!(積極的な転倒予防対策)


転倒予防の対策に、まずはよく掲げられるのは、見守り。一人では歩かないでくださいと離床すると反応するセンサーをつけたり、本来、歩けるのに車椅子で移動させたり…

そういうことを続けていると、どんどん機能が低下してくることに気づかない人が多いのですが、

昨日は、積極的な転倒予防に取り組む施設での何回目かの勉強会でした。

パンパンにむくんだ足では、バランスを取りづらいだけでなく、足から重さが流れづらいので、ちょっと宙に浮いたような感じがすることさえあります。

足の指、一本一本がしなやかに動くように、アウェアネス・スルー・タッチで(知らない方はアウェアネス介助論を読んでくださいね)触れていきました。

パンパンだった足にシワが見えはじめたら、ご自分でイゴイゴと動かされはじめ、どんどんむくみが減っていきました。

立って足を感じやすくなったら、「頭を高く、背骨を長くする」のが楽に。

見かけが皆さん、マイナス15歳くらいになり、お互いに「若く見えるよ!いいよ!いいよ!」とほめあう時間になりました。

私は都合で短い時間の滞在でしたが、その後も皆さん、モデルのようか歩き方で写真撮影が続いたそうです。

学習したことを、すぐに取り入れてみる統合がうまくいってるすごい施設のお話でした。

♯積極的な転倒予防

介助能力の不足部分を少しずつ充足させる


2018年6月29日〜7月1日までがキネステティク・クラシック・ネオのサポーターレベルでした。介助者としての能力を高めるために、宮城県、兵庫県、広島県の総勢10名が共に学習しました。

理学療法士、介護福祉士、看護師、それぞれ持っている資格が違っても、いつのまにか、似てしまうことがありました。

それは、個性をみないで、病名や症状で考えてしまう。気づかないまま、過去のやり方に流されてしまう…など。

「個別性を考えてケアを提供する」というミッションから行動が外れているのでした。

キネステティク・クラシック・ネオの分析をしていくと、今までは、問題解決思考の問題にばかり目が行き、解決するための思考になっていないことが明らかになりました。

それぞれの人には、それぞれの生活背景もあることを思い出しながら、根本的な解決への道を考えながら、「今、ここ」にある現状に対応することを気づいていきました。

まだまだ、世の中の多くのひとが、この事に気づかず、回復の邪魔をしていることもあります。一人でも多くの人と、共に考えて行けるようになると嬉しいです。

今回も、初受講の方も再受講の方もいて、お互いの学習を助け合えて、幸せな時間を過ごせました。

この続きは、それぞれの現場に帰ってからのお楽しみですね。

♯介助者の能力

♯キネステティク・クラシック・ネオ

ホラー映画より怖い!(と私は思う)40年以上進化のない、危険な体位変換


病院や施設では、2時間に一回体位変換が行われます。

圧による褥瘡の発生を避けるため、そして、かつて褥瘡裁判というものが40年くらい前にあって、病院が負けたから、裁判で負けないためでもあるんです。そのときに、証言をした脳外科の看護師が「褥瘡は看護の恥」と言ったから、看護だけの問題にされてきた時代も長く続きました。

その頃は、圧だけではなく、ズレなどの外的要因や内的要因や、体の緊張によるものということが解明されてませんでした。

マットレスやクッションなど、いろんな道具が進化したように見えますが、一人一人の個性にあった使い方ができなければ、かえって緊張を高め、猛毒のようなもの。

ですが、どんなに苦しそうにしていても、指示された写真通りにしているということだけで、そのつらいケアが昼夜繰り返されます。

先日、キネステティク・クラシック・ネオを学ぶ仲間が、型にはまって写真でポーズを取るような体位変換をスタッフにさせるセラピストと口論になってしまったそうです。

彼女は、患者さんが主役だから、患者さんが楽かどうかを観察して、その都度対応できる能力を全員で身につけていきたいと促したところ、ニッコリ笑って、「わかりました。そのように配慮します」、と言った後、事業管理者に自分たちセラピストは彼女の言う通りにはできないと言ったそう。

つまり、患者さんの安楽を優先せず、セラピストの写真を優先すべきだということだそうです。

その法人の目標には「患者さんの個別性に対応した、安全安楽な医療やケアを提供することを目指します」

ウソになる言動です!言葉と態度が違う人、時々見かけます。

看護教育連載第6回にも、書きました。体位とは止まってることだけではなく、楽に動けるニュートラルな状態。だから、固めることではないのです。

固められると、あら、不思議!息もつらい、どこかが圧迫されてつらい

息もつらい体位変換は、体位の支援ではなく、身体拘束です。

考えて変えるより、古いやり方に流されるほうが楽なのでしょう。

日本中のいろんな場所で、進化してないケアが行われているのを想像すると、本当に怖い。

ホラー映画より怖い。

すぐに、怖い状況は変えられないかもしれない。だからキネステティク・クラシック・ネオのパーソナルレベルで、セルフケアを学ぶことは

大切だと思います。

世の中には、困ったケアが継続されてること、気づいてください。

【参考文献】

さあさんの秘密の小窓

http://awarenesscare.secret.jp/sub09/sub09a02.html

連載完了!キネステティク・クラシック・ネオのツールとしての活用


医学書院の『看護教育』の2018年1月号から6月号まで担当させていただいた連載が完了しました。

キネステティク・クラシック・ネオをツールとして、どのように教育に生かすかを現在の看護の問題点と解決案を提示しながら、紹介しました。

看護学辞典でも定義をされてない、『安楽』をさあさん(澤口裕二氏)にご協力いただいて定義できたのが、最初の満足。

学生の教育に実際に携わっている名桜大学の准教授伊波氏が、臨床実習場面で学生と使っていることの紹介が第2回。

臨床看護師として働く仲地仁菜さんが、障がいのある妹と共に、学習した成果を紹介してくれた第3回。そして、写真撮影は尊敬する村上氏が協力してくださったこと。

その妹さんの仲地由衣さんが、ケアを受ける当事者の立場で語ってくれた第4回。

この連載のきっかけを作ってくださった名桜大学教授の大城凌子氏がこれまでの沖縄での取り組みを語ってくれた第5回。

最終回は、進化が止まってしまっている体位変換を例に、ネオを使った思考について書きました。

今まで、この専門雑誌を読んだことのない知り合いの他職種の方が、わざわざ購入していただき、感想を届けてくださり感謝いっぱいでした。

そして、今後の研究の時の参考文献として使ってくださるという報告もドンドン届いてます。

お会いしたことのない方から、メールでの問い合わせもたくさん、いただいてます。出会うはずでなかった方と、出会う機会を持てるとは本当にありがたいと思いました。

キネステティク・クラシック・ネオは言語化のツールではありますが、体験しなくては、言葉は意味を持たないので、これから、また多くの方々と体験をしていきたいです。

♯キネステティク・クラシック・ネオ

♯言語化のツール

♯看護教育 医学書院

〇〇〇を見るとあなたを思い出す! 〇〇〇とは…


いつもお世話になっているS方さんのお母様(90歳代)のお肌のお悩みに対応させていただいたのは、まだ春になるちょっと前のことでした。

場所は、リハビリパンツをご使用になられてる内側の皮膚。そうです。おしりの皮膚でした。

サイズの合わない、紙製のパンツは、動く度にズレて、柔らかい皮膚に摩擦を起こします。そして、必要もないのに、尿取パットとの併用をすると時間と経費がカサムだけではなく、高温多湿な環境を作ります。

お金をかけて、皮膚にワルサをするようなものです。

紙パンツのサイズを合わせて、一枚使いにするか、尿取パッドと綿のパンツにするかの使い方の提案を、しました。

紙パンツのサイズは、多くの人がS M L LLくらいしかないと思っていますが、細かいサイズ展開を、しているメーカーもあります。

それから、皮膚を弱酸性にして、バリア機能も整えるご指導をさせてもらいました。

痒くて、手を入れて搔きむしるという辛い状況から完治されたそうです。

お世話をする時に、「毎朝、綺麗になった母の尻を見るたびに、あなたを思い出し感謝してる」

と言っていただきました。

ちょっと笑えるけど、うれしいものです。

鼻炎による眼と鼻周囲の動きの分析


【キネステティク・クラシック・ネオの分析に基づいて書いているので、キネステティク・クラシック・ネオを体験したことのない人には、読解不可能な文書になっているかと思います。悪しからず、ご了承ください】

昨日はサポーターレベルでしたが、欠席者が出て、びっくりプライベートサポーターレベルになりました。

参加してくださった方は、現在アレルギーによる鼻炎で、鼻と目の周囲が腫れていて、動きづらい

せっかくだから、キネステティク・クラシック・ネオで分析しようとしてみました。

どの体位の時にも不快感はあるから、体位は置いておくことにして分析を始めました。

・感覚システム: 今、視覚と嗅覚と聴覚に影響が出ている。味覚にも。

・マスとツナギ: 頭のマスのA面に不快感集中、そして、その深い部分を腕のマスの一部で押してる

・押し/引き: 鼻汁が落ちないために、吸うと引いてる、前述の頭と腕のマスの押しの関係

重さはどこに集まっているか…

体験しながら、分析してみると、自分が今対処しようとしてやっている動きが、鼻炎の不快感をさらに不快にしている可能性に気づいたのです。

そうすると、少し、オリエンテーションを変えていこうということになりました。

時間がなくなったので

つづく…

写真は先月中旬の名護の桜とメジロかな…

灯台下暗し…と言われた私について…


とても普段からお世話になっている方が、在宅介護でお悩みで、「誰か、おばあちゃんのオムツの中の皮膚トラブルのケアに相談にのってくれる人を知らないか?」

知ってる! それは、私。

看護師一年生の時、褥瘡ケアの研修会に行き、看護学校で習い、実習でもセッセとやって、その時も必死にやっていた褥瘡ケアが間違っていた…そして、先輩から習ったストーマケアが間違っていた、その事実にショックを受けた。

職場で先輩たちや、ドクターたちに話しても、「今まで、こうやってきた!」と取り上げてもくれないことにさらに驚いた。

そして、この業界は変化を嫌うのだと気づいた。

でも、当時、看護学校で毎日のように唱えさせられたナイチンゲール誓詞では

「われは全て毒あるもの、害あるものを絶ち、悪しき薬を用いることなく、また知りつつこれをすすめざるべし」と言ってるのに、

なんで?と思ったのです。間違ったケアなんかしたくてナースになったんじゃない!

そして、現在、看護協会が認定看護師制度のひとつとしている皮膚排泄ケア認定看護師の前身であるE.T.(エンテロストーマル・セラピスト)の学習をするために、アメリカで語学留学を経て、資格取得の旅に出ました。

日本のような国の医療保険制度のない、あの国では、一人一人の自己責任で、根拠のある民間療法やさまざまな工夫をされていました。

日本では半年から一年かけて実習する症例数を二ヶ月でこなすという短期集中コースで、レポートを書くときに言葉で表現できない微妙なニュアンスは絵で色鉛筆で表現してごまかしました。

ご飯を食べる時間がもったいないから、経管栄養の缶をスーパーで買いだめして、過ごした日々。

勉強して帰ってきても、私の個性は組織では邪魔ものの規格部外品。そして、クビとコシのヘルニアでフルタイムの仕事は不可能になり、その都度契約によって働くスタイルを何年か過ごしました。

でも、さあさんのおかげでキネステティクを知り、自分の生活で実践できたので、後にダブルワークでもできるカラダになり、今に至っています。

だから、キネステティクは、15、6年の歴史だけど、皮膚・排泄に関連することについてだって基本的なこと、特に高齢者のケアに関することは私の得意とするところです。

で、灯台下暗しと言われながら、オムツの中のスキンケアとオムツの使い方の工夫を指導させていただき、ついでに分厚くて切れない、しかも巻いてて引っかかって困ってる、という爪もケアさせてもらって帰ってきました。

沖縄の人たちは、私を知ってる人が多く、よく利用してもらってるけど、

広島の人にはあまり知ってもらえてないんだな…と思って帰ってきました。

やはり、もうどっか別の地へ移住するか…

真剣に考えてしまいます。

写真は引っかからなくなり、使いやすくなって喜んでもらえた爪の様子。一回で望む形にデザインすることはできなかったので、また、伺います。

誤解が解ける連載 6回


医学書院の看護教育に連載中の

「キネステティク・クラシック・ネオ』では、簡単なイラストでの説明が入っています。そして、キネステティクをテクニックとしてではなく、道具として使っている例を示しています。

連載第一回には書きましたが、最初は多くの方が、キネステティクを誤解しました。私も誤解してしまっていました。

誤解したままでは、もったいない。だから6回の連載では、実際にキネステティク・クラシック・ネオを本来の言語化のツールとして使っている方をゲストに構成しました。

第2回は名桜大学の伊波さん、第3回は伊波さんの元ゼミ生…と続きます。

伊波さんは、学生の思考能力を引き出すためにキネステティク・クラシック・ネオを使った事例を出してくれました。

それを図解付きで解説しましので、今回は伊波さんと前回コラムで安楽を定義してくれたさあさんの引用と私のチームワークの合作のようなものです。

学生の不安を学習に変えてしまう、伊波さんの看護教員としての視点を参考にすれば、いろいろな場面で役立てることができます。

先日、連載第1回を読んでくださった、久しぶりに連絡してくださった方が、キネステティク・クラシック・ネオのパーソナルを受講してみたいので、広島に行きたいと連絡をくださいました。

NKA(日本キネステティク普及協会)のホームページに提示したLINEからの連絡でした。

連載のおかげで、今までとは違う流れが起きてるようで、うれしかったです。

久しぶりに広島でも3日連続のスケジュールを計画してみようかと考えています。春だな…。

動きの言語化の楽しさを体験してもらいましょう。

千里の道の第一歩を踏み出そう!知識は不安を解消する!


今日は雪国で、気分一新。

久しぶりの排泄関連のスキンケアの実践勉強会でした。(お風呂と脱衣場が会場)

ストーマケアに不安を持つ娘さんと、ご縁が繋がり出動でした。

新しい体験をするのは不安。それが病に関することならなおさら不安。でも、知識があれば解決される不安は知識で解決。

どこで勉強してきたの?

いつ?

アメリカ…そのストーマケアの発祥の地でした。患者さんご本人のノーマさんが、まだ確率してないその道のケアを主治医のターンバル先生と始められました。それが、世界中に広まったのです。千里の道の第一歩を踏み出したのはノーマさん。私は幸運にも彼女の講義を受ける事ができた最後の頃の日本人。

それは、もう、気づけば23年くらいも前になる。

最新型の製品情報にはもう、ついていけません。でも、大切な核心がわかってるから、戸惑うことはない。

身軽な旅芸人は、古い芸を、披露しながら、その知識が必要なその方に届けてきました。

そして、その方の不安は少し解消。

でも、毎日が新しい体験だから、戸惑うこともあるでしょう。でも、体験したことは知識になるから強いんです。

ひとりぼっちじゃない、ちゃんと、専門家を見つけてきて一緒に解決に進んでくれる人が、その人の近くに居てくれてよかった。

あーー

よかった。

東北かと疑われたけど、

ここも広島でした。